OCUラーニングセンター所長ご挨拶

OCUラーニングセンターは、2016年度に本学が文科省AP事業に採択をされた際に、学生の自主的で能動的な学修とこれを促す教育を支援するために、学修支援推進室として設置されました。2020年3月に補助事業期間が終了したのに伴い、4月からは教育開発支援室として新たなスタートをしています。

大学での学修は、教室での授業時間のみではなく、授業の前後の学修とあわせて行うことが大切です。大学での授業科目1単位は、一般的に教室等での授業15時間と、その前後の準備学習や復習の時間をあわせて合計45時間の学修に対して与えられることとなっています。OCUラーニングセンターでは、本学の学生のみなさんの授業時間外も含む自律的な学修を促進するために様々な学修支援を行っています。

例えば、OCUラーニングセンター専属の特任教員およびTA・SAによる「一般学修相談」をはじめとして、英語教育開発センターや理学研究科・数学研究所とも連携して行っている「英語学修支援」や「数学学修相談」などがあり、学生のみなさんの学修状況の振り返りや学修目標の設定、あるいは日々の学修上の疑問に取り組むための学修支援を行っています。

OCUラーニングセンターで開発した自主学修のための教材「学びのTips」など、みなさんの自主学修を促進するための様々な資源も用意しています。「学びのTips」はラーニングセンター内の棚に配架してあるので自由に持っていって利用することもできますし、このホームページを経由してダウンロードすることもできます(多くは学内者限定です)。また、随時、「レポートのいろは」や「みんなどうしてる?オンラインカフェ」「数学なんでも相談会」といった、イベントも開催しています(2020年度はオンラインで開催しています)。開催に関する情報も、このHP上でも流しますので、是非一度参加してみてください。

また、「OCU指標」を用いた学修相談も行っています。「OCU指標」とは、学生のみなさんの大学での学修を通じて身についた(あるいは今後身につくと考えられる)知識やスキル・能力等の学修成果を視覚的にわかりやすく示したものです。1つの科目によって得られる学修成果は様々ですが、OCU指標は、それらを分解しつつ累積していく形で、総合的にレーダーチャートの形で視覚化しています。OCU指標を用いながら、授業時間外の学修の進め方や、キャリア形成を見据えたカリキュラムの組み方など、自分にとって必要な、あるいはより望ましい学修成果を得るための学修相談に応じます。ぜひOCU指標を積極的に活用して、現在の自分の学修状況や前年度からの伸びを確認し、今後を展望するための一助として下さい。

さて、OCUラーニングセンターには自習スペースもあり、グループワークなどのためにも利用できるようになっています。2020年度はCovid-19対応のために、当面の間は閉室している状態です。学術情報総合センター6階「Ma-NAVI場」での出張学修相談もありますが、こちらも当面は休止しています。但し、上記の学修相談やイベントはオンラインで実施していますので、皆さんのご利用、ご参加をお待ちしています。感染が終息して、以前のような活動が再開できる日が早く来ることを祈っています。

最後になりましたが、OCUラーニングセンターでは、本学の教員の方々への、学生の能動的学びを促進する教育のための支援も行っています。教育支援者となるTA・SAの養成をはじめ、これまでに本学で自律的に行われてきた教育改善・FD(Faculty Development)活動の発展に貢献できればと考えています。教員の方々もぜひお気軽にご相談いただき、OCUラーニングセンターをご活用ください。

OCUラーニングセンターは、学修・教育活動活性化のための環境整備を通して、本学の学生・教員、そして職員のみなさんが、学問を通じて相互に学び合う可能性を拓く起点となれるよう努めてまいります。今後とも、OCUラーニングセンターへのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

2020年10月
副学長(教育・入試担当)
教育開発支援室長
鈴木洋太郎